2009年9月11日金曜日

割り切るなら 完全主義をヤメる

 そして、人を失敗に導いてしまう最大の原因がこの完璧主義です。完璧主義者は完璧にできないことへの恐怖があり、やらなければいけないことをぐずぐずと先延ばしにしてしまいます。また、そのことで常にストレスを抱え、心の余裕も持つことができません。

 さらに、完璧主義者は完璧でないものや人を見ると、驚いたり、イライラして怒ったりします。自分自身に完璧を求めるだけでなく、良くない点ばかりを探して、周りの人にも完璧を求めてしまうのです。

そして、この考え方には中間地点はありません。完璧か失敗かのいずれかになってしまうのです。
ご存じだと思いますが、この世の中には完璧なことなどほとんどありませんから、完璧主義は最終的には挫折感を抱き、怒り、失望するしか道はありません。その結果、何事についても批判的で断定的になってしまい、全ての人やものが許せなくなるのです。

  その上、自分自身にも完璧を求めるあまり、自分が間違っているという考えに耐えられないのです。過ちを犯さないということは、人生のいかなる局面において も全てのリスクを回避するように行動してしまうことになります。そして、それは自分で成長の機会を放棄しているのと同じことなのです。

 完璧主義であること。それはあなた自身を失敗へと向かわせる片道切符なのです。

 このように、あなたが今まで習慣が変えられず、何をやっても続かずにうまくいかなかったのはあなたにその能力や才能がないわけではなかったのです。
何か新しいことに挑戦しようとするとき、たいていはすんなりとはうまくいかないものです。減量にトライしようとして、ジムに通ってみたけれど、一ヶ月と続かなかった。といったような経験はありませんか?

 こういう経験があると、自分には根性がないから運動で痩せることは出来ない。とか、そもそも、ジムに通う時間もない。と考えるようになってしまい、自分の中でたくさんの言い訳を作ってしまいます。

 また、友人や知人が何かに失敗したのを聞いていると、たとえ友人や知人の方法に問題があったとしても、そのこと自体を否定的に捉えてしまい、どうせ自分も成功しないだろうと考えてしまいがちになってしまいます。

その結果、どうせ自分には向いていないとか、何をやってもうまくいかないという、自分自身を否定する考えにはまってしまいます。本当は正しいやり方を知らなかっただけにも関わらず、です。

以前正しかったことが今でも正しいとは限りません。どんなに能力が高くても、どれほど才能に恵まれていても、どれほど高い教育を受けていても、あなたが達成することは、自分に対して持っている思い込み以上のものにはならないのです。

 だから、できないという思い込みは自分の将来や成功への可能性を自分自身で閉ざしていることに他ならないのです。ヘンリー・フォードは晩年、「自分にはできると思うのも、できないと思うのも、どちらも正しい。」と言いました。これは議論の余地のない人生の法則なのです。


やればできる!!!

自分を信じる事です




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